背伸ばし

成長ホルモンとは (その2)

身長アップに欠かせない成長ホルモンとは

背を伸ばすだけではない成長ホルモンのすごい力

成長ホルモンは思春期から青年期にかけてが生産のピークになり、ヒトの成長を促す働きがありますが、その後は年齢とともに分泌量が減少してくるというものです。
その本来の役割は成長促進作用で、以前は“体の成長のみに関わるもの”程度にしか考えられておらず、その働きが詳しくはわかっていなかったのですが、昨今注目を浴びている“抗老化研究(アンチエイジング=若さを保つ研究)”の発達により実は私達の身体の中で作られる全てのホルモンの中でもっともパワフルで中心的なものと判ってきたのです。  
例えば、私たちの体の様々な機能を調節する他のホルモンの生産と分泌をも促していたり、それぞれのホルモンレベルさえも最適に保つように働きかけるという事も判ってきており、それゆえ『若さのマスターホルモン』とさえ呼ばれているのです。

背を伸ばす以外には成長ホルモンてどんな働きをするの?

ではその力は具体的にはどのようなものでしょうか。

その一つに『脂肪を減らす作用』というものがあります。

例えばぽっちゃり体系になりがちな40~50代の方の成長ホルモンの分泌レベルを30歳頃くらいまで上げたなら体脂肪が減少することが認められています。 
もちろん何か特別なダイエットマシーンをそれと同時に使ったワケでもなく、
ただ体内の成長ホルモン量をアップさせただけなのにです。

他にあげられる作用としては…

  • 骨組織の強化や筋肉量の増加、持久力の向上(肉体的強さや体躯の向上)
  • 肌のキメ細やかさ、皮膚に弾力と張りがよみがえりツヤを生み
  • 小じわやたるみの解消(美しさや見た目の若々しさの向上)
  • 免疫機能の増加や、細胞活力の向上、コレステロール値改善(身体機能の向上)
  • 性的機能の回復(性的機能の改善)
  • 記憶力の改善や向上、やる気の増進(脳機能の改善、精神的活力・若々しさの増進)など…

つまり、伸びやかな肢体をも作り出し体を大きくするのも、無駄な脂肪を取り、からだをキュッとシャープに引き締めるのも、そして肌を輝く肌にするのも、さらには美しい髪を作り出し、イキイキした表情を出してバリバリと仕事したり、異性に対する魅力をぐっと醸し出すのも、全て成長ホルモンが関わっていると言っても過言ではないのです。

 

それを見る限り“最もパワフルな”という意味や“若さのマスターホルモン”と言われるのも納得できてしまいますし、特に熟年世代の方には見逃せない内容となりますが、でも同時に『どうせ大げさな広告宣伝じゃないの?』と疑いたくもなってしまいます。  しかしこれらは何の誇大な表現でもなく、1996年におけるウィスコンシン医科大学の教授による正式な研究報告によるものであり、現在の抗老化研究では更に詳しく進んだものもどんどん解明されてきているのです。

※注=但し、『若い人の身体づくり』においてはその“体が作られるプロセス”が重要になるため、成長ホルモンだけでなくそのトータリティに目を向ける事が必要になってくるのです。

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