背を伸ばしたいなら『なぜ伸びにくくなるのか』を知る。 3大要素を正しく知ろう。
背を伸ばしたくてもちっとも上手くいかない事があります。
お医者さんでも言われるように
よく寝るようにしても…
よく運動していても…
そしてたくさん食べるようにしても…伸びない…。 でも…
元々背が伸びる人はそれだけでも伸びています。
でも“背が伸びにくい人”や、『もっと伸ばしたい人』には、それらだけでは足りていない…。
特に、たとえ骨の成長部位がまだ残っている人でさえ『背が伸びにくい人』はそれまでにも良く寝てたりよく食べてたりもしてる人も多いはず…。
なのにただ寝るだけ運動するだけ食べるだけではそれはただ『普通に生活してる人』とあまり変わらない程度でもあったりする為、
“多少マイナス部分を減らす”事にはなっても、
“体づくりがよく成されるようになる、つまりよく伸びる状態に変える”までの『大きなプラス』までになっていない事も多いのではと考えられ、
背の伸びる体へ『大きく改善する事にはなってないのでは』 ・・・という事なのです。
また、現在では身長アップをサポートするサプリメントもたくさん売られています。
成長ホルモンサプリ、〇〇カルシウム、××コラーゲン、骨伸長サプリ・・・
でも、それらを飲んでさえも効果が出なかったりします。
なぜならそれは・・・
『背を伸ばす』という事は自分の体に上手く『体づくりをさせる』と
いう事。
アスリートやプロのモデルを目指す子達がその為の知識を用いて
体を作り上げるのと同じ『体づくり』です。
でもそれは“風邪を引いたから薬か何かを飲めば治る”というようなものではなく、
その『体が出来る仕組み』や『成長する仕組み』をキチンと知り、それを用いて『良くない所や不足部分は改善し自身が持っている背が伸びる力をせいいっぱい発揮させる』…という事なのです。
もちろん生活を整えるのも『背を伸ばす体づくり』には大事な事。
ですがそれだけでは
あくまで“下地を整える”ようなものでしかなく、
『体が成長する仕組み』や『体が作られる仕組み』でいえば、
今の自分にある足らない部分や弱い部分をしっかりと補う事までにはなっていないのではないでしょうか。
だから大きな変化は訪れず、
だからそもそも体づくりがうまく成されず、つまり『あまり伸びないまま』で変わらない、とも考えられるのです。
しかし…だからといって現在売られているような『○ヶ月で○センチ!!』と
書かれているような身長サポートサプリを飲んだとしても
実はほとんど役に立たなかったりします。
なぜ役に立たないのでしょう…? なぜ背がうまく伸びないのでしょうか…?
いくらよく寝ても、よく食べても、よく運動しても効果的に背は伸びない。
いくら亜鉛を飲んでも、いくら『△△が○○倍!!』という成長サプリメントや
骨サプリを使っても…伸びない。
それには3つの大きな理由があるのです。
理由その1 『桶の理論』を踏まえていないから?-(アミノ酸桶の理論)
『いくら幾つかのアミノ酸だけを摂ったって、骨は生まれないのです。』
実は、背を高くする体づくりに不可欠な知識の一つに『桶の理論』というのがあるのです。
この『桶の理論』とは骨や体を作り出すそもそも人間の体が作られる根本的な“仕組み”の事。
よく骨は鉄筋コンクリートの柱に例えられますが、『体に吸収されたアミノ酸』から作り出されるヒト・コラーゲンがその鉄筋コンクリートでいう高さをつくりだす“鉄筋”となり、そこにミネラル(カルシウムやリン等)がドロドロのセメントのようにその鉄筋(コラーゲン)のスキマに流し込まれそのセメントが柱を“硬くする”ようにミネラルがくっついて骨が出来上がります。
しかし大事な事は、その“柱の高さ”を作り出すそのコラーゲンの産生は『桶の理論』と呼ばれるものによって左右されてるという事・・・。
特に“アミノ酸の桶の理論”が有名ですが、
『体づくり』がそのまま職業に繋がるプロモデルやプロアスリート達は必ずこれを知識として持ち、その体づくりに役立てています。
その為に出来上がる体に大きな差が生まれているといっても過言ではないのでは。
その“桶の理論”というのは 『骨や体のコラーゲンが作り出される時、必要なアミノ酸が一種類でも不足するとその体のたんぱく質(コラーゲンなど)の産生が滞る!』というものです。 これがアミノ酸が数種類程度しか含まれていない成長ホルモンサプリや骨サプリだけでは“体づくりに役立つ(=結果として背も伸ばす)”といったものにはあまり役には立たない理由の一つでもあると考えられるのです。
理由その2 『体(骨)が作られる仕組みをちゃんと踏まえていない』?
身長が伸びる時、成長ホルモンはとても重要な働きをする事は知られています。
ですが成長ホルモンだけにこだわっても実は背は伸びないと考えられます。
身長を高くする“骨が作られる仕組み”をビルの建築工事に例えるならば、成長ホルモンはあくまでその建築工事で“指示・命令”を出す『現場監督』でしかなく、指示は出すけれどもその監督が直接働くわけではなく、骨を生み出したり骨というビルを作る事はしないのです。
そのビルを建てる為に働くのは
『指示を受けて作業をする作業員(=骨の働き)』
で、その作業員がいなければ体づくりという建築工事は進まないのです。
例えば人によって胃腸が強い人もいれば弱い人がいるように…脚が速い人がいれば遅い人がいるように、人によってこの『作業員の働き(骨の働き)』は異なるとも考えられます。
つまり、 いくら現場監督(成長ホルモン)が頑張っていても、 『作業員(体を作る働きや特に骨の働き)がよくなければ、やはり“骨”の建築工事は上手く進まない』 のです。
実際…年齢が上がるにつれてまだ伸びる人と伸びない人に分かれますが、
その差が生まれるのは成長ホルモンの差ではなく、
それよりも建築作業員(骨の働き)がどうかに
よって決まる事がほとんどといえるのではないでしょうか。
つまり、元々成長ホルモンが上手くなされていなかった人以外は 成長ホルモンだけにこだわってもそれだけでは足らないという理由がココに考えられるのです。
それだけではありません。 骨というビルを建てるには現場監督(成長ホルモン)と、建築作業員(骨の働き)が揃っていたとしても 建築工事自体が実はちっとも進まないという事もあるのです。
現場監督(成長ホルモン)と作業員(骨が働き)がちゃんと揃うその時に、そもそも『建築資材』が供給されなければ工事自体が滞ります。
それは理由1にあるように
『桶の理論』によって『必要なアミノ酸が一つでも不足したり欠けてたりするとその資材は供給されなくなる』
という事と繋がるのです。
つまり、『背を伸ばす体づくり』には、成長ホルモンだけでなく、骨の働きや、その体作りに支障をきたさない材料供給というその3つが同時に揃っていなければいけないのです。
理由その③ つまり伸長の3大要素を欠ける事なくカバーしてなかったから?
何かのサプリメントを利用するにしても、その3要素のどれかに良い栄養素は入ってはいても、商品を渡されて『良く寝てください、運動もしてちゃんと食べてください』と言わるだけで、
その3要素全体を根本的に高める事やバランスよく体の建築工事を上手く進ませる所まではカバーすることまで考えて作られてはおらず
だから伸びにくいままとも言えるのです。
もちろん、“伸びない理由”を考える時、その理由はそれだけにとどまりません。 身長に影響を与えると言われるのは遺伝や生活環境(普段の食生活や睡眠などの日常生活、過度のストレスといったものまで)や、個々人の身体の違いや状態といったものまで様々なものが影響すると言われています。 例えば成長時期を過ぎ骨の成長部位が既になくなった方(大人)が何かする事や何か食べる事でその成長部位が蘇るといったような事なんて現在の医学ではありえません。 しかし、そういった不可避なものがあるから仕方がないからとただ何もしないのではなく、そういった不可避な部分は超えられないにしろ、それ以外の、まだ成長時期にあって骨の成長部位がまだ残っている間には、生活や環境の見直しも含めその自身の身体が成長しよう育とうとする力を精一杯発揮出来るよう、効率的にその身体づくりを進ませようとする事は可能な部分であるはずです。 そういった視点を持ち、『○ヶ月で○センチ!!』 といったようなあまりにおおげさな広告に期待を抱くのでもなく、そもそも“身体づくり”自体をしっかり考える事がとても重要といえるのです。
伸長の三要素が大事と言われるには『そう言われる理由』がちゃんとあるのです。
“睡眠”が重要なのは『成長ホルモンの分泌される時間を確保する為』であり、
“運動”が必要なのは骨や体に刺激を与え骨を作り出す『身体づくりの働きをよくする為』であり、
“栄養”が必要なのは“桶の理論”をしっかりと踏まえ体が骨の材料を不足なくしっかり供給できる状態にする為…
つまり『骨や体の材料を一つも欠ける事ないようにする為』。
よく食べよく寝てよく運動することが単に“下地づくり”程度のものならば…
体の中で『“骨”というビルの建築工事』が進むようにするには、つまり、この3つの要素の“どれか”だけを改善しているだけでは
体づくりの工事は上手くカバーされず、
『背が伸びる体にする』ならば、この3要素を どれ一つ欠ける事なくそのどれもしっかりと補えているのが良いと考えられます。
なのにサプリメントを利用している人や何かの栄養素に着目している人でさえ、
ただ成長ホルモンだけ…
或いはただ骨の働きだけ…
または、ただ亜鉛やアルギニンといった一部の栄養素に注目してるだけ…
或いは、ただ牛乳を多く飲んでいるだけ…
そういったものになってしまっているのが現状だったりするのではないでしょうか。
必要なのはその3つが揃っている事で、不可欠なのはその3つ(デルタバランス)なのに…
体が作られる力が“精一杯発揮される状態になっていないのでは?”。
だから“骨”というビルの建築工事が上手く進まないのでは?。
大事なのはその「伸長の3大要素が必要な理由」を知り、
その『理由』となるものを
欠ける事なく、トータルで考える事が重要なのです。